伊勢神宮への初詣で立ち寄りたい!「ゑびや」のかわいい5つの手土産
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月日が過ぎ去るのは早いもので、世間はそろそろ年末ムード。お正月の過ごし方はもう決まっていますか?
新年の初詣で一度は訪れたいのが、三重県の「伊勢神宮」。江戸時代には“一生に一度はお伊勢参り”といわれたほど、江戸っ子にとって憧れの旅先でした。今現在も、東海地方のみならず全国から参拝客が訪れる人気のスポットです。

伊勢神宮のそばで創業100年の「ゑびや」さんへ
お伊勢参りをする人におすすめの立ち寄りスポットが「ゑびや」さん。

三重県産の海の幸や松阪牛を堪能できる「ゑびや大食堂」、あわびを生きたまま茹で上げて串に刺したあわび串が人気の「ゑびや屋台」、そして伊勢ならではのお土産や工芸品などが揃う「ゑびや商店」の3店舗が集まります。



江戸時代、神宮参拝客には旅先案内人・御師 (おんし) が食事・宿・土産を準備し、手厚いもてなしをしたといわれています。そのとき参拝客が持ち帰ったのが、神社のお札を板に貼った「宮笥 (みやけ) 」。これが土産の語源になったという説もあるのだとか。
そんな伊勢のお土産から、「ゑびや」さんで見つけたおすすめの5品をご紹介します!
1.お参り前に手に入れたい!縁起の良い「伊勢木綿 ご朱印帳」

江戸時代から伝統が続く「伊勢木綿」を使用したというご朱印帳。伊勢木綿は現在、三重県津市の「臼井織布」でしか作られない貴重な伝統工芸品となっています。

しめ縄を伊勢湾の波に見立てた「しめ縄波紋」のデザインは、1年中しめ縄を飾るという伊勢独自の風習にちなんだもの。阿古屋貝(あこやがい)を手にした海女や、夫婦岩にお参りにきた海老といった、伊勢らしいモチーフも散りばめられています。

お参り前に手に入れて、伊勢神宮から御朱印集めデビューをするのも縁起が良さそう!
2.どれを引いてもおめでたい!伊勢海老の「めでたゑびくじ」

陶製の愛らしい伊勢海老のおみくじ。中には伊勢にご縁のあるお告げが1つ入っています。“参拝するだけで大吉”といわれている伊勢神宮。吉凶を占うのではなく、5種類の縁起の良い言葉、どれを引いてもおめでたいおみくじになっています。
おみくじを引いたあとは置物として飾るのにもかわいいサイズです。
3.お正月のおめでたい席にもぴったり「萬古焼 箸置きセット」

伊勢名物である伊勢海老・海女さん・しめ縄、3種類の箸置きセット。三重県の代表的な伝統工芸品「萬古焼」の箸置きで、耐久性にも優れています。萬古焼の所以には、「萬古不易 (永遠に変わらないこと) 」にちなんで何時の世までも栄える焼き物という意味が込められているといいます。
普段の食卓にも、お正月にみんなで集まるおめでたい席にも重宝しそう!
4.伊勢の真珠を気軽に身につけられる「真珠のお守り」

三重県の伊勢志摩エリアは、古くから真珠の養殖で栄え“真珠のふるさと”と呼ばれています。伊勢の真珠が1粒入ったこのお守りは、「ゑびや」だけのオリジナル。

阿古屋貝を形どったお守り袋の表側には、めでたゑびの刺繍。裏側には、「ドーマン」「セーマン」と呼ばれる海女さんたちの魔除けのシンボルが刺繍されています。

半晒 (白) 、灰桜 (ピンク) 、青磁 (青) の3色から好きな色を選べます。本物の真珠をお手頃な価格でお土産として持って帰れるのも嬉しいですね。
5.ゑびや大食堂の味をおうちで!定番の伊勢名物「伊勢うどん」

伊勢の定番ご当地グルメ、柔らかい太麺にたまり醤油をベースにしたつゆを絡めて食べる「伊勢うどん」。ゑびや商店に隣接した「ゑびや大食堂」と同じ味を家で手軽に楽しめます。

卵黄・ネギ・ゑびやのあおさ入り深煎り七味をトッピングして、さらにごま油を少し垂らすのがゑびやイチオシの食べ方。他にも、ゑびやの松阪牛の肉味噌をのせてもおいしいそうなので、自分好みのアレンジを試してみては。
手土産にも自分用にも欲しくなる「ゑびや」さんのお土産。お伊勢参りの参考にしてみてください。次週、「ゑびや」さんに教えてもらった伊勢神宮周辺おすすめの見どころもご紹介するのでお楽しみに!
文:齊藤美幸 (広瀬企画)